何歳になっても夢は叶えられる

アロンティアクラブはそれを全力で支援してくれる職場です

介護老人保健施設アロンティアクラブ/看護師

中村 美保

入職 2015年7月23日

中村 美保

なかむら みほ

介護老人保健施設アロンティアクラブ/看護師
入職 2015年7月23日

プロフィール

OLの仕事から、長く続けられる仕事をと思い准看護師を取得し病院で勤務。
結婚・出産と10年のブランクを経て、アロンティアクラブに入職。パート職員として働きながら40代で看護学校へ通学し看護師を取得。

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自分の働き方に合っていて、またブランクがあっても働けると考え入職

以前は24歳までOLの仕事をしていました。看護師を目指したきっかけは、結婚しても子供ができてからも続けられると考え、准看護師を取得しました。

准看護師として6年ほど病院で勤務し、結婚を機に大阪に転居し、その後は育児で10年ほどブランクがありました。また働こうと探していた際に、アロンティアクラブを知り入職しました。

その頃は子供がまだ幼稚園の年中クラスで、17:30には迎えに行かないといけなくて。他の施設は18:00までの勤務が多かったので難しいなと思っていたところ、アロンティアクラブは17:00に終了だったんです。自分の働き方に合っていて、またブランクがあっても働ける職場だと思い、入職しました。

入職後、勤務しながら同僚と一緒に看護学校に通わせてもらい、看護師の資格を取得しました。40代で看護学校に通った形ですが、同僚が「一緒に行こう」と声を掛けてくれたんです。看護師の資格を取りたいという思いはずっとありましたが、どこか自分に言い訳していたのかもしれません。それを同僚と、施設が後押ししてくれました。

そのことはとてもとても感謝しています。

老健は生活を支える場、だからまず「人として」利用者さんに興味を持ちたい

入ってみて、久々の看護のお仕事は大変でした。仕事の内容は注射や点滴が少ないのでブランクは気になりませんでしたが、介護的な要素もあり身体がしんどかったです。ただ、老健は病院と違って気持ちがゆったりするのは確かです。

老健での看護は、利用者さんと接する時間が長く、心の余裕をもって話ができることが魅力です。病院は治療の場ですので症状を聞きます。「どうしました、頭が痛いですか?」と。老健では生活自体を支える場ですので「おはようございます」「昨日は眠れました?」から入ります。普段の会話が大切で、そこが病院とは違う、老健の良さだと思います。

例えば、自分が年を取ったとき、持病と折り合いつけながら生きていきますよね。症状が悪化しないようにコントロールしながら、それはそれとして、楽しく過ごしていきたい。

利用者さんにとって、入居の期間は決まっていたとしても老健も「住まい」ですから。持病があったり病気になることは看護師として想定内。だからこそ、その方の楽しみを見つけてあげたい。折り合い付けて、日々を気持ちよく過ごせるように環境整えて、その人の良さ、個人の良さを知りたいといつも思っています。「この人のこういういいところが好き」まずそれを出発点にしています。だから、その方が望む生活を送れるようにすることを支えたい。年を重ねて、お仕事もされてきて、今まで十分に頑張ってこられた方が、もう嫌なことはしなくていいと思うんです。

この人はこの人の良さがあって、私たちはそこにお邪魔させてもらっているんですから、その人のことを知りたい、が先。看護とか介護とか医療者の次元よりも、先ず人として利用者さんに興味を持ちたいですね。

大事にしていることは「楽しく」がモットーです。個人差があっていいし、個人を活かせるようにサポートすること。だからいつも明るく声掛けをしています。家族と会話するとき、自然と出てくる、そんな感じです。

そうすると自然に利用者さんも声をかけやすくなります。「ちょっとあんた」といわれるのが好きです。「頼みがあるねん」と言われたら「私が来るまでこの人待ってたんや」って感じで、この仕事をしていてよかったと思えます。職員どうしでも、いつも冗談言って話していますね。笑いのある職場作りが目標です。

そうやって過ごす職場はもう生活の一部ですね。利用者さん、職員、家族。自然な流れでとても楽しいです。

40代で看護学校に進学、どんなときでも夢をあきらめない

当施設で働いていて、すごいなと思うのは、資格取得や学校に行くことを積極的に応援してくれることだと思います。私は40代で看護学校へ通い始めました。中途採用で看護学校へ行かせてもらい、奨学金も出してくれるところは、病院でも施設でもなかなか無いと思います。

通信でしたが、実習や通学の際はお休みも、学校を優先して都合してくれました。師長は努力する人への応援がすごいんです。師長も周りの職員もみんな協力して、絶対受かってねと国家試験の前には休みをいただきました。おばさんだから集中しないと忘れてしまうので(笑)。冬の忙しい時期に、もう1人の同僚と2人、試験に集中できるよう休ませてくれました。しかも私は当時パート勤務でした。こんなところは他にないと思います。

これだけ支援していただき、本当にやれないということはないと思いました。

進学したい、資格を取得したいと思いながらも、子育てがあったり、費用のことなどであきらめている方も多いと思います。でもどんなときでも夢をあきらめない、おばさんになっても夢は叶うんだよっていうのが一番言いたいことです。アロンティアクラブは、周りがすごい勢いで支援をしてくれて、やってみようという気持ちになれるんです。ここはチャレンジできる場所です。やる気がある人は絶対できると思います。

そんな夢を持っている人、チャレンジしたい方には、ぜひおすすめの施設です。


中村 美保

なかむら みほ

介護老人保健施設アロンティアクラブ/看護師

プロフィール

経理事務の仕事から、長く続けられる仕事をと思い准看護師を取得し病院で勤務。
結婚・出産と10年のブランクを経て、アロンティアクラブに入職。パート職員として働きながら45歳で看護学校へ通学し看護師を取得。

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